iPhone 18 Proの条件「AVS」、感謝祭の60W以上の充電器13製品で書いていたのは1製品だけでした

私のiPhoneは17 Pro Max。Anker歴10年、CIOは2022年から使っています。iPhone 18 Proは持っていません。それでも、18 Proを買った人が感謝祭で充電器を選ぶなら、どれが条件に合うのかは先に確かめておきたかった。
Appleは、18 Proの有線の高速充電にAVS(可変電圧供給)という機能を持つアダプタを挙げています。そこで、感謝祭の対象になっている60W以上の充電器13製品について、各社の公式資料に「AVS」と書いてあるかを1製品ずつ見ました。
先に結論(10月12日に確認)
- 感謝祭の対象の60W以上の充電器13製品(CIO 7・Anker 5・UGREEN 1)のうち、AVSと書いていたのはUGREEN Nexode Air 65Wの1製品だけ
- そのUGREENも、書いてあるのはメーカーの発表とAmazonの販売ページ。UGREEN公式ストアの製品ページには無い
- CIOとAnkerの12製品は「書いていない」。非対応と確かめたわけではない
- 条件がいちばん確かなのはApple純正の40W(Appleの製品ページにAVSと明記)。Amazonで5,270円(10月12日)
Appleが書いている条件
Apple 40Wダイナミック電源アダプタの製品ページには、「電圧を正確に調整して充電効率を一段と向上させる可変電圧供給(AVS)機能も備えています。」とあります。高速充電の組み合わせとして「iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max(約15分で最大50%充電)」と書き、脚注に「有線高速充電には、60W以上対応のUSB-CケーブルとUSB PD電源アダプタで対応。」とあります(Appleの製品ページ)。
条件の中身と、AppleがiPhone 18 Proの仕様に書いている言い方はiPhone 18の充電器の記事で整理しました。ケーブルの「60W」の確かめ方はiPhone 18 Proのケーブルの記事に。
感謝祭の60W以上の13製品:AVSと書いてあるか
| 製品 | 1ポートの最大 | AVSの記載 | 感謝祭の価格(告知) |
|---|---|---|---|
| UGREEN Nexode Air 65W | 65W | あり(メーカーの発表とAmazon) | 2,996円(UGREEN) |
| CIO NovaPort SOLOⅡ 65W | 65W | なし | 3,580円(CIO) |
| CIO NovaPort SOLOⅡ 100W | 100W | なし | 4,780円(CIO) |
| CIO NovaPort DUOⅡ 67W 2C | 67W | なし | 3,880円(CIO) |
| CIO NovaPort TRIOⅡ 67W 3C | 67W | なし | 3,980円(CIO) |
| CIO NovaPort TRIOⅡ 67W 2C1A | 67W | なし | 3,980円(CIO) |
| CIO NovaPort QUADⅡ 67W 3C1A | 67W | なし | 4,380円(CIO) |
| CIO NovaPort QUADⅡ 100W | 100W | なし | 6,980円(CIO) |
| Anker Nano II 65W | 65W | なし | 2,990円(Anker) |
| Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) | 70W | なし | 3,990円(Anker) |
| Anker Charger (100W, 3 Ports) | 100W | なし | 5,990円(Anker) |
| Anker Charger (140W, 4 Ports) | 140W | なし | 8,990円(Anker) |
| Anker Prime Charger (160W, 3 Ports) | 140W | なし | 13,990円(Anker) |
「なし」は、見たページにAVS・可変電圧の言葉が無かったという意味です。その充電器がAVSで充電できない、という意味ではありません。CIOとAnkerの公式ページに書いてある規格は、PD3.0やPPSまでした。
1製品だけ:UGREEN Nexode Air 65W
UGREENは10月9日のセールの発表で、この65Wを「USB PD 3.1 AVSによる可変電圧充電を実現し、iPhone 18 Pro / Pro Maxの高速有線充電に必要なAVS+60W以上の条件を満たします。」と説明しています(UGREENの発表)。Amazonの販売ページにも「USB PD 3.1系AVSを実機で確認。」とあり、商品名に「iPhone18 Pro/Pro Max AVS対応」が入っています。
ただ、UGREEN公式ストアの製品ページには、AVSの言葉がありません(公式ストア・10月12日)。書いてある規格はPD3.0とPPSまで、対応機種の一覧もiPhone 17まで。出力の表にも、AVSの電圧の行はありません。
メーカーの発表とAmazonには「条件を満たす」とあり、公式ストアの説明はまだ追いついていない。いまの資料はそういう状態です。Appleが言う「可変電圧供給(AVS)」と、UGREENの「PD3.1 AVS」が同じものかは、資料からは言い切れません。
UGREEN Nexode Air 65W
感謝祭の告知の価格 2,996円(10月13日〜19日)。10月12日のAmazonは4,280円。100WのUSB-Cケーブル付き
CIOとAnker:書いていない。Ankerは「iPhone 18シリーズ 対応製品」の特集あり
CIOの7製品は、公式の製品ページ・Amazonとも、規格の欄はPD3.0・PPSなどでした。iPhoneの対応機種の一覧も、iPhone 17の世代までです。
Ankerは公式サイトに特集ページを作っていて、見出しは「iPhone 18シリーズ 対応製品」。Nano II 65Wには「65W出力で最新のiPhoneに急速充電が可能」と書いています(Ankerの特集)。ただし、このページにもAVSの言葉は無く、Appleが高速充電の条件に挙げているAVSには触れていません。
「対応」は充電できるという意味で、Appleの言う約15分で最大50%が出る、とまでは書かれていない。ここは読み分けたほうがいいところです。
条件がいちばん確かなのは、Apple純正の40W
AVSの記載がAppleの製品ページそのものにあるのは、純正の40W(最大60W対応)です。Appleの価格は6,480円、10月12日のAmazon(出荷元・販売元 Amazon.co.jp)は5,270円でした。感謝祭のポイントアップは、Appleの製品が対象外です(感謝祭の記事)。
Apple 40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応)MGKQ4J/A
Appleの製品ページにAVSの記載あり。Amazonで5,270円(10月12日・出荷元/販売元 Amazon.co.jp)
AVSを書いている充電器はESRにもあります。ESRの表記は「PD 3.2 AVS」で、W数も資料で3通りありました。ESRの記事にまとめています。
じゃあ、どう選ぶか
- 18 Proの高速充電を確実に狙う:AppleがAVSと書いている純正の40W
- 安く、メーカーの「条件を満たす」の言葉を信じる:UGREEN Nexode Air 65W(感謝祭で2,996円)。公式ストアの記載がまだ無いことは承知のうえで
- 18 Pro以外のiPhoneやノートPCも一緒に充電したい:CIO・Ankerの複数ポートの充電器。18 Proの高速充電が出るかは資料からは分からない
CIOとAnkerの感謝祭の対象と価格は、CIOの記事とAnkerの記事に一覧にしています。
よくある質問
充電はできます。Appleが条件にしているのは「高速充電(約15分で最大50%)」で、AVSが無いと充電できないとは書いていません。
同じとは書かれていません。PPSとAVSは名前も表記も別で、この記事ではPPSをAVSと読み替えていません。
Appleは60W以上対応のUSB-Cケーブルを挙げています。UGREEN Nexode Air 65Wには100WのUSB-Cケーブルが付いています。手持ちのケーブルの確かめ方はケーブルの記事に書きました。