UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式は買い?5ポート版との「5,000円の差」を公式情報で確かめた【2026】

Anker歴10年、CIO歴4年。MacBookを使っていて、旅行の充電はCIOの65W充電器1台で済ませています。その目で、UGREENの新しい巻き取り式充電器を公式の数字だけで見ていきます。
2026年8月下旬、UGREENが「Nexode Pro 160W 巻き取りケーブル内蔵充電器」(型番 X776)を国内で出しました。本体から70cmのUSB-Cケーブルが伸びて、そのケーブルだけで最大140W。UGREEN Japanの公式ストアでは17,980円です。
ところが公式ストアを見ていくと、同じ棚にケーブルの無い「160W 5ポート充電器」が12,980円で並んでいます。合計出力は同じ160W、単ポートの最大も同じ140W。差の5,000円で、いったい何が増えるのか。この記事はそこを確かめます。
📌 この記事は実機レビューではなく、公式情報にもとづく比較記事です。UGREENの充電器は筆者の手元にありません。持った感触や発熱、実際の充電時間といった体験の話は書いていません。数字の出どころは、UGREEN Japan公式ストアの商品ページ、Amazonの商品説明(販売元 Ugreen Japan)、CIOの公式製品ページです(2026年9月20日確認)。
結論|5,000円で買うのは「140Wのケーブル」と「アプリ」
先に結論です。5ポート版との差は、140Wまで出る巻き取りケーブルと、Wi-Fi・Bluetoothでつながるアプリの2つ。ポートの数はむしろ5ポート版のほうが多い。ケーブルを別に持つのが面倒で、140W級のノートPCを使う人なら差額に意味があります。
- ✅ 向いている人:140W級の電源を使うノートPCを持ち歩く/充電ケーブルを毎回バッグに入れるのが面倒/各ポートの出力や温度を画面やスマホで見たい
- ⚠️ 向かない人:机に置きっぱなしで使う(ケーブルの無い5ポート版で足りる)/スマホとMacBook Air級のノートだけ(65W級で足りる)/軽さを最優先したい(本体の重さは公式の文字情報で確認できませんでした)
X776の公式スペック
公式ストアの商品ページは説明が画像で、仕様の文字情報がありません。そこで、販売元がUgreen JapanになっているAmazonの商品説明と、公式ストアの価格を合わせて表にしました。
| 項目 | UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式(X776) |
|---|---|
| 価格(税込) | 17,980円(UGREEN Japan公式ストア) |
| Amazonの表示価格 | 13,490円(2026年9月20日確認・販売元 Ugreen Japan) |
| ポート | 巻き取りUSB-Cケーブル×1/USB-C×2/USB-A×1(最大4台) |
| 合計出力 | 最大160W |
| 単ポート最大 | 140W(USB-C1と内蔵ケーブル) |
| 内蔵ケーブル | 70cm・8段階で固定(6/18/29/39/49/57/65/70cm) |
| ケーブルの耐久試験 | 伸縮25,000回・折り曲げ10,000回(UGREENの試験) |
| 画面 | カラーディスプレイ(充電規格・出力・電流・電圧・本体内部の温度・時刻) |
| アプリ | Bluetooth・Wi-Fi接続に対応(本体ソフトのオンライン更新にも対応) |
| 本体の重さ | 公式ストア・Amazonの商品説明に記載なし |
ひとつ注意したいのが「140W」の読み方です。説明文には、USB-C1と内蔵ケーブルは3ポート同時に使っても最大140Wを維持できるとあります。ただし合計の上限は160Wです。ケーブルとUSB-C1で、同時に140Wずつ出るわけではありません。足し算で280Wになってしまうので、どちらか1本に140W、残りで分け合う、と読むのが自然です。
UGREENは、MacBook Pro 14インチを約30分で0%から56%まで充電できるとしています(メーカーの説明)。
兄弟機2台と、私の旅行用65Wを並べる
比べる相手は3台。UGREENの160W 5ポート充電器(ケーブル無し)と65W 巻き取り式、それに私が旅行で使っているCIO NovaPort SLIM DUO II 65Wです。
| 項目 | 160W 巻き取り式(X776) | 160W 5ポート | 65W 巻き取り式 | CIO SLIM DUO II 65W |
|---|---|---|---|---|
| 公式価格(税込) | 17,980円 | 12,980円 | 5,680円 | 5,980円 |
| Amazonの表示価格 | 13,490円 | 9,484円 | 3,892円 | — |
| ポート | ケーブル+USB-C×2+USB-A | USB-C×4+USB-A | ケーブル+USB-C+USB-A | USB-C×2 |
| 合計出力 | 160W | 160W | 65W | 65W |
| 単ポート最大 | 140W | 140W | 65W | 65W |
| 内蔵ケーブル | 70cm・最大140W | なし | 0.7m・最大60W | なし |
| 画面・アプリ | カラー画面+アプリ | カラー画面(タッチ) | — | — |
| 本体の重さ | 記載なし | 記載なし | 公式仕様表290g/Amazon説明200g | 約90g |
並べてみると、5,000円の中身がはっきりします。5ポート版に無いのは、140Wのケーブルとアプリだけ。逆にUSB-Cポートの数は5ポート版が4つ、X776が2つ(+ケーブル)です。
もう一つ見えてきたのが、65W巻き取り式のケーブルは最大60Wという点。本体のUSB-Cポートは65Wでも、巻き取りケーブル側は60Wまでです。X776はケーブル側が140Wなので、「巻き取り式でも、ケーブルで一番速く充電できる」のがX776の本当の違いと言えます。
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取りケーブル内蔵充電器(型番 X776)
UGREEN Nexode Pro 160W 5ポート充電器
65W巻き取り式の重さが「290g」「200g」と割れている
比較表を作っていて、ひとつ引っかかりました。65W巻き取り式の重さが、UGREEN自身の資料で2つあるんです。
| 出どころ | 重さ | サイズ |
|---|---|---|
| UGREEN Japan公式ストアの製品仕様 | 290g | 5.94×5.3×5.04cm |
| Amazonの商品説明(販売元 Ugreen Japan) | 製品本体重量 200g | 53×50.4×50.9mm |
どちらが正しいかは、この2つの資料だけでは決められません。サイズの数字も少しずつ違っていて、どちらかが別の版の数字を載せている可能性もあります。重さで選ぶなら、買う前にメーカーへ確認するのが確実です。
そして肝心のX776は、本体の重さが公式の文字情報に見当たりませんでした。Amazonの登録情報には「商品の重量 465グラム」とありますが、箱や付属品を含む数字かどうかは書かれていません。
参考までに、私の旅行用のCIO NovaPort SLIM DUO II 65Wは公式で約90g。厚さ12.5mmの板のような形です。160Wの巻き取り式は、そもそも同じ土俵の製品ではありません。ケーブル1本ぶんの荷物を減らす代わりに、本体は大きく重くなる、と考えておくのが現実的です。
UGREEN Nexode 巻き取り式 USB-Cケーブル内蔵 充電器 65W
CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2C(型番 CIO-G65W2C-N2-S)
どれを選ぶか|使い方で3つに分かれる
| 使い方 | 選ぶなら | 理由 |
|---|---|---|
| 机に置いたまま、ノートPCとスマホを何台も | 160W 5ポート | USB-Cが4つ。ケーブルは手持ちを使えばよく、5,000円安い |
| 140W級のノートPCを持ち歩き、ケーブルも減らしたい | 160W 巻き取り式(X776) | ケーブル自体が140W。ケーブルを別に持たなくていい |
| スマホとMacBook Air級のノートを1台で | 65W級 | 65Wで足りる。巻き取りが欲しければ65W巻き取り式、薄さならCIOのSLIM DUO II |
65W級で足りるか迷う人は、充電器おすすめ10選(65W〜100W)で出力ごとの選び方をまとめています。UGREENのNexode Proシリーズ全体はUGREEN Nexode Pro充電器おすすめ4選で比べました。
買う前に確認したい4点
- 140Wは「1本ぶん」——合計は160Wなので、ケーブルとUSB-C1で同時に140Wずつは出ません
- 本体の重さは公式の文字情報に無い——持ち歩き前提なら、実物の重さを販売店やメーカーに確認してから
- ポートの数——USB-Cポートは2つ(+ケーブル)。USB-Cの機器を4台以上つなぐなら5ポート版のほうが向いています
- 価格は動く——2026年9月20日のAmazonの表示は13,490円(公式ストアは17,980円)。買う直前にもう一度確認を
よくある質問(FAQ)
Amazonの商品説明(販売元 Ugreen Japan)では、内蔵のUSB-Cケーブルは最大140Wです。長さは70cmで、6cmから70cmまで8段階で固定できます。
出ません。合計の最大出力は160Wです。説明文には「3ポート同時使用時でも最大140W」とありますが、ケーブルとUSB-C1のどちらか1本に140Wが出て、残りを分け合う形になります。
5ポート版はUSB-C×4とUSB-A×1でケーブルは内蔵していません。X776は140Wの巻き取りケーブルとUSB-C×2、USB-A×1で、Bluetooth・Wi-Fiでつながるアプリに対応します。公式ストアの価格は5ポート版12,980円、X776が17,980円です(2026年9月20日確認)。
UGREEN Japanの公式ストアとAmazonの商品説明には、本体の重さの記載が見当たりませんでした。Amazonの登録情報は465グラムですが、箱や付属品を含むかどうかは書かれていません。
まとめ|「ケーブルを持たない140W」に5,000円を払えるか
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式は、出力で選ぶ製品ではありません。合計160W・単ポート140Wは、ケーブルの無い5ポート版と同じだからです。
払う5,000円は、140Wまで出る巻き取りケーブルと、アプリで出力や温度が見える仕組みの値段。140W級のノートPCとケーブルを毎日持ち歩いている人には、その1本が消える意味は大きい。机に置くだけなら5ポート版、スマホと軽いノートなら65W級で十分です。
同じメーカーの資料でも、重さの数字が合わないことがあります。公式の数字どうしのズレは、見つけたらまた書いていきます。
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