CIO国産充電器 NovaPort DUOⅢ がMakuakeで開始|価格・お届け時期と「日本メーカー製部品53.3%」の中身

CIO NovaPort DUOⅢ 65W2C がMakuakeで応援購入スタート|日本メーカー製部品53.3%・お届け2026年12月頃予定
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正直に書く。私はCIOの一ファンとしてこの記事を書いている。

Anker歴10年(2016年〜)、CIO歴4年(2022年〜)。Poweradd→AUKEY→enkeeo→ノーブランド→CIOと、10年で5ブランドのモバイルバッテリーを試した私が、最終的に居場所を決めたのがCIOだった。気づけば手元にはCIO製品が16点超。2026年の正月には、生まれて初めて「福袋」というものを買った——それもパープル福袋・おうち快適福袋・Mate福袋・ヨドバシ限定福袋の4種類、合計¥39,999分。Makuakeでは一般販売前のNovaPort SLIM DUO IIとCIO Handy Fanを応援購入した。完全に「沼」だ。

そんな私が、ここ数ヶ月「これは来るぞ」と感じていたのが、CIOが10周年でぶち上げた「Made in Japan」プロジェクト——国産充電器NovaPort Ⅲ構想だ。コストは合わない。利益率は下がる。普通のメーカーなら絶対に手を出さない領域。でもCIOはやると決めた。ユーザーからの「日本で作ってほしい」という声に、正面から答えるために。これは単なる新製品発表ではなく、私が4年応援してきた企業の「思想の証明」だ。

📌 2026年9月11日時点|NovaPort DUOⅢ はMakuakeで応援購入を受付中
  • Makuakeの募集:2026年9月10日〜11月29日
  • リターンのお届け:2026年12月頃の予定
  • 一般販売予定価格:8,880円(税込)/受付中の単品リターンは早割7,580円(条件つきの回収割は7,380円)
  • 日本メーカー製部品:53.3%(部品点数ベース・CIO公表)

数字の根拠は「Makuakeの価格とお届け時期」と「国産」の中身にまとめました。

この始動記事のあと、製造パートナー「アサヒ電子」との調印式が行われました。CIO中橋氏×アサヒ電子・菅野氏の対談「国産だから、では売れない」まで、調印式の記事はこちら → CIO国産充電器が調印式へ|アサヒ電子と組んだ本気を10年ユーザーが読む

目次

きっかけは「批判」だった

2025年7月発売のNovaPort SOLOⅡ 65W。発売後、ある技術検証動画が話題になった。電子回路検証の専門家・イチケン氏による「スペックと実際の内部品質の乖離」の指摘だ。

小型USB充電器に共通する課題:サーマルスロットリング。熱を持つと出力を落として製品を守る——つまり、カタログスペックどおりの「電力」を継続して出し続けられない問題だ。

多くのメーカーなら「仕様の範囲内」と流す場面。CIOはそれを「宿題」として受け取った。

始動時(2026年4月)の構想:NovaPort Ⅲ

4月の始動時点で明かされていたのは、コードネーム「NovaPort Ⅲ」と開発コンセプトだけ。詳細スペックは非公開だったが、目指す方向ははっきりしていた。

  • 🔥 「電力降下しない充電器」:高負荷時でもスペック通りの出力を維持
  • 🌡️ サーマルマネジメント技術:熱設計から根本的に見直し
  • 🇯🇵 国内部品の採用:コンデンサ・トランス・パワー半導体まで国産を目指す
  • 📏 小型化と安定性の両立:スリムな筐体のまま「落ちない電力」を実現

国産部品へのこだわりは見た目だけでなく、内部にまで及ぶ。「見える部分と見えない部分、両方に日本製を」という姿勢は、単なるマーケティングではない本物のものづくりへの執念だ。

技術監修は「イチケン」氏

開発に共同で取り組むのが、電子回路検証の専門家・イチケン氏。「スペックと実際の内部品質の乖離」を鋭く指摘するユーチューバーとして知られる存在だ。

批判を受け入れ、その批判者を「師匠」として招く——CIOらしい発想だと思う。

そして開発過程をYouTubeで公開していく方針も示された。意思決定、設計思想、失敗も含めてリアルタイムで視聴者と共有するという透明性へのコミットメント。「完成を隠してドーンと発表」ではなく、「作る過程ごと見せる」というアプローチは、製品への信頼をゼロから積み上げる最も誠実な方法だ。

「完成がゴールではなく、完成がスタート」

CIOがこのプロジェクトに込めたメッセージがある。

「選んでいただけるからこそ続けられるのが、ものづくりです」

NovaPort Ⅲの完成は、一過性の記念企画ではない。日本のものづくり基盤を拡大していくための「最初の一歩」として位置づけられている。発売が終わりではなく、発売からが本当の挑戦の始まりだという覚悟。

10年間、日本のガジェットユーザーに向けて充電器を作り続けてきたCIOが、10年目に「国産」という最も困難な道を選んだ。

私はNovaPort TRIO II 65Wを実際に使っているが、CIO独自のNovaIntelligence技術——どのポートに挿してもW数を自動最適配分する仕組み——は、Anker GaNPrime(ピカチュウモデル)と併用してもなお「これじゃないと困る」と感じる体験品質だ。Made in Japanの NovaPort Ⅲは、この延長線上で「電力降下しない充電器」を実現しようとしている。これが完成したら、4年応援してきた甲斐があったというものだ。

関連記事:CIO「推しが語る」プロジェクトに寄せて|CIO 4年ファンが綴る、応援したくなる企業の話

NovaPort DUOⅢ 65W2C の仕様【2026年9月更新】

4月の始動時点では「コードネーム NovaPort Ⅲ、詳細スペックは非公開」でした。9月に仕様が公開され、9月10日にはMakuakeで応援購入が始まりました。

製品名は NovaPort DUOⅢ 65W2C(Makuakeのリターン名では「DUO3」表記)。仕様はCIOの特設ページとMakuakeのプロジェクトページに出ています。

項目内容
製品名NovaPort DUOⅢ 65W2C
ポートUSB-C×2(本体の下側)
最大出力65W
充電モード4種類(下で解説)+満充電の手前で止める「Care Mode」
表示・操作本体のTFT液晶(合計出力・各ポートの状態)/専用アプリ
一般販売予定価格8,880円(税込)
Makuake2026年9月10日〜11月29日/リターンのお届けは2026年12月頃の予定
CIOの特設ページ・Makuakeのプロジェクトページ・CIOニュース(2026年9月10日)より。2026年9月11日確認。特設ページの製品欄は同日時点で「発売 2026年秋頃/価格 調整中」の表記のままです

4つの充電モード——ここが一番の変化

私がいちばん驚いたのはここです。充電器なのに、使う側がモードを選べる。公式の説明はこうなっています。

モード公式の位置づけ
Mode 01 / Full Power反応の良さと立ち上がりの速さを重視
Mode 02 / Safety Power温度上昇を抑えながら安定して使う(外出用)
Mode 03 / Smart Charge長期的な視点でスマホのコンディションに寄り添う
Mode 04 / APP Power出力の仕方もバッテリーへのいたわりも、自分自身で選べる
CIOの特設ページの記載を引用(2026年9月11日確認)。Makuakeに載っている本体画面の写真では、Mode 03が「Power Save」、Mode 04が「Custom」と表示されています

この4つを並べて気づくのは、「速さ」と「バッテリーへの優しさ」を、メーカーではなく使う側が決められるということです。急いでいる朝は Full Power、持ち歩いて長く使うときは Safety Power、寝ている間は Smart Charge——同じ充電器が、場面ごとに別の顔になる。

これは4月に書いた「電力降下しない充電器」という宿題への、CIOなりの答えだと思っています。「常に最大出力で押し切る」のではなく、「どこで妥協するかを使う人に返す」という設計。イチケン氏の指摘した課題への向き合い方として、正面から力でねじ伏せるより誠実だと感じました。

Makuakeのページでは、説明がもう一歩具体的になっています。高出力のモードでも2台を同時に充電するときは出力を下げること。Safety Power は、温度が上がると出力を55Wに切り替えて約65℃前後で安定させること(単ポートで使ったときのグラフで、切り替えのタイミングは調整中)。そしてCare Modeで、満充電に近づいたことを電圧と電流から見分けて、約80%前後で出力を止められること。スマホ側の残量を直接読んでいるわけではないので、ぴったり80%で止まるとは限らない——そこまでCIO自身が書いています。

Makuakeの価格とお届け時期(9月11日朝の時点)

9月10日に始まったMakuakeは、翌朝の時点で応援購入総額2,229万円・サポーター2,909人。いちばん安かったMakuake Special(7,180円・500個)、超超早割(7,280円・1,000個)、超早割(7,380円・1,000個)は、すでに受付を終えていました。

受付中のリターン応援購入価格(税込)一般販売予定価格との差
早割(1台)7,580円−1,300円
充電器回収割(1台)※条件あり7,380円−1,500円
超早割 Pair Set(2台)14,660円2台で−3,100円
早割 Pair Set(2台)15,060円2台で−2,700円
Makuakeのプロジェクトページより(2026年9月11日朝に確認)。一般販売予定価格は1台8,880円・2台17,760円。リターンの残り数は変わるので、最新の状況はMakuakeで確認してください

充電器回収割は、CIOの会員向け「充電器回収サービス」を使うことが前提のリターンです(会員登録は無料)。CIO製だけでなく、他社製やメーカー不明の充電器も回収の対象で、回収した充電器はメンテナンスしたうえで企業や自治体などに配る予定とされています。使っていない充電器が引き出しに眠っているなら、単品ではいちばん安い枠です。対象になる充電器の条件は、Makuakeのページで確認してください。

サポーターへのお届けは2026年12月頃の予定で、生産や配送の状況によって遅れる可能性があると書かれています。All in型なので、目標金額に関係なく、支払いを終えた時点で応援購入が成立します。決済時には、Makuakeの安心システム利用料(2.2%・税抜)がかかります。

「国産」の中身——CIOが出した数字は53.3%

✏️ 訂正(2026年9月11日):9月6日の更新では、取材メディアの報道をもとに「部品の国産化率は59%」「検査と回路設計を旭電子が担当」と書いていました。CIOがMakuakeで公表した数字は「日本メーカー製部品の比率 53.3%(部品点数ベース)」、製造パートナーの社名はアサヒ電子です。報道の数字がいつ時点・どの数え方だったのかは確かめられないため、この記事は公式の数字にそろえました。

CIOの説明はこうです。プロジェクトを始めたとき、部品表にあった日本メーカー製の部品は0%。採用できる部品を探して23%になり、いまは部品点数ベースで53.3%。比率を大きく動かしたのは、イチケン氏の紹介でつながった長野県の抵抗器メーカー・KOAだったそうです。

工程の分け方も、はっきり書かれています。

  • 🇨🇳 中国:部品の調達から、基板への実装まで
  • 🇯🇵 日本:ファームウェアの書き込み、TFT液晶の取り付け、最終組立、通電検査、エージング試験、梱包、出荷

国内での製造を引き受けたのは、福島県で40年以上ものづくりを続けてきたアサヒ電子。基板の実装まで中国で行う理由も説明されていて、設計・部品調達・実装を途中で分けると、不具合が出たときに原因と責任の所在を追いにくくなる。液晶をつけたまま長い距離を運ぶと、振動で壊れるおそれがある。だから液晶の取り付けから先を日本でやる、という順番です。

この「53.3%」という数字を、私は正直だと受け取りました。

「Made in Japan」と聞くと、つい100%を想像します。でも充電器の中身——コンデンサ、トランス、パワー半導体——をすべて国内で揃えるのは、2026年の現実として難しい。そこで「純国産です」と言い切らずに、割合を出す。盛らないほうを選んだ、ということだと思います。CIO自身も、第1弾ですべての工程と部品を日本へ移して100%にすることはゴールにしていない、と書いています。

4年CIOを追いかけてきた身として、ここは評価したいところです。数字を出した瞬間に「100%じゃないのか」と言われるリスクを引き受けている。

熱の宿題は、まだ「提出前」

Makuakeのページでもうひとつ目を引いたのが、熱の話です。試作機はCIOの評価とイチケン氏の検証で、発熱が当初の想定を上回った。そこで金型や量産の仕様を決める前に、内部の構造と熱の逃がし方を見直しているそうです。

当初は90℃近くあった温度が、いまは65Wのフル出力で70℃以下に収まる兆しが見えてきた段階。65Wで使ってもサーマルスロットリング(熱で出力を落とす動き)を起こさないことを目指して、いまも設計と検証を続けているとCIOは書いています。Makuakeには、フルパワーで120分間65Wを保つDUOⅢと、20〜30分ほどで55Wまで落ちるSOLO IIを並べたグラフも載っていますが、文章のほうは「目指して」「続けて」という書き方を崩していません。

4月の時点で掲げられていた「電力降下しない充電器」という宿題は、まだ提出前です。完成したと言い切らずに、途中の温度をそのまま出してきた。応援購入を考えるなら、ここは知ったうえで決めたいところです。

では、応援購入するべきか

結論から言うと、12月まで待てて、この途中経過ごと応援したい人向けだと思っています。理由は3つ。

  • 価格は見えた——一般販売予定は8,880円。受付中の早割は7,580円で、差は1,300円です。上位3つの早割はもう終わっています
  • 届くのは12月頃の予定——いま充電器が足りていないなら、待つ理由はありません。毎日使う道具を3か月我慢するのは本末転倒です
  • 熱の検証はまだ続いている——完成品のレビューが出てから、一般販売で選ぶという待ち方もできます

私自身はNovaPort SLIM DUO II の45Wと65Wを、Makuakeで応援購入して両方使っています。厚さ約12.5mmでMacBookもスマホも2台同時に充電できるので、DUOⅢが出るまでの「つなぎ」ではなく、普通に現役として満足しています。

🔌 いま買うなら、私が実際に使っているこれ
CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2C(USB-C×2・最大65W・厚さ約12.5mm・180°回転プラグ)
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一般販売の時期と、12月のお届けの状況が分かったら、この記事を更新します。

あわせて読みたい記事と公式ページ

製造パートナーとの調印式の話は、CIO国産充電器が調印式へ|アサヒ電子と組んだ本気を10年ユーザーが読むにまとめています。プロジェクトの動画は、CIO公式のYouTubeチャンネルでも公開されています。

関連記事:Anker Nano Charger 45W Displayレビュー|ワット数も温度も見える!超便利な表示付き充電器

関連記事:充電器おすすめ10選【2026年最新】GaN・コンパクト・65W〜100Wを用途別に厳選

▼ CIO公式 Made in Japan プロジェクトページ

よくある質問(FAQ)

NovaPort DUOⅢ 65W2C はいつ発売されますか?

2026年9月10日からMakuakeで応援購入を受け付けていて(11月29日まで)、サポーターへのリターンのお届けは2026年12月頃の予定です。一般販売の時期はまだ発表されていません(CIOの特設ページは9月11日時点で「2026年秋頃」の表記)。一般販売予定価格は8,880円(税込)です。

4つの充電モードは何が違いますか?

公式の説明では、Full Powerが反応の良さと立ち上がりの速さを重視、Safety Powerが温度上昇を抑えて安定して使う外出向け、Smart Chargeが長期的にスマホのコンディションへ寄り添うモード、APP Powerが出力の仕方もバッテリーへのいたわりも自分で選べるカスタマイズ機能です。速さとバッテリー保護のどちらを取るかを、使う側が場面ごとに選べる設計になっています。Makuakeのページでは、満充電に近づくと約80%前後で出力を止める「Care Mode」も紹介されています。Makuakeに載っている本体画面の写真では、3つ目が「Power Save」、4つ目が「Custom」と表示されています。

「日本メーカー製部品53.3%」とはどういう意味ですか?

CIOがMakuakeで公表した数字で、部品の点数で数えたときに日本メーカー製の部品が53.3%という意味です。プロジェクト開始時は0%で、23%を経て現在の数字になりました。第1弾は部品の調達から基板の実装までを中国で行い、ファームウェアの書き込み・TFT液晶の取り付け・最終組立・検査・梱包・出荷を日本で行います。以前の報道にあった「59%」とは数字が違うため、この記事では公式の53.3%を使っています。

DUOⅢを待つべきですか、いま買うべきですか?

いま充電器が足りていないなら、12月頃のお届けを待つ理由はありません。Makuakeで受付中の早割は7,580円(一般販売予定8,880円)で、熱の検証もまだ続いているため、完成品のレビューを見てから一般販売で選ぶ手もあります。現行のNovaPort SLIM DUO II 65W2Cは厚さ約12.5mmでUSB-C×2の65W、私も実際に使っていて不満はありません。

Makuakeのリターンはいくらですか?

2026年9月11日朝の時点で受付中の単品リターンは、早割が7,580円、充電器回収サービスの利用が条件の充電器回収割が7,380円です(いずれも税込)。2台セットは14,660円と15,060円。Makuake Special(7,180円)・超超早割(7,280円)・超早割(7,380円)はすでに受付を終えています。決済時にはMakuakeの安心システム利用料(2.2%・税抜)がかかります。

【CIO 新製品 2026】Made in Japanプロジェクトが示す次の一手

「CIO 新製品 2026」で検索して辿り着いた方に、まず知ってほしいのがこのMade in Japanプロジェクトです。創業10周年のCIOが打ち出した国産充電器プロジェクト(NovaPort Ⅲ構想)は、単なる記念商品ではなく、「電力、落とさない。」というコンセプトのもと技術監修にイチケン氏を迎え、品質と安全性を最大化する次世代モバイルバッテリー・充電器のあり方を提示しています。その第1弾が、2026年9月10日にMakuakeで始まったNovaPort DUOⅢ 65W2Cです。

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