Ankerを2016年から使い続けて、もうすぐ10年。途中の2022年からCIOにも手を出して、こちらは4年目に入りました。10年前のAnkerと、いまのAnker。4年前のCIOと、いまのCIO。両方をリアルタイムで触ってきた人間として、ふと振り返ると微笑ましい遍歴になっています。
「結局どっちがいいの?」という問いを何度ももらいます。でも私の答えは、ずっと前から変わっていません——両方買い続けている。今日はその理由を、10年分の購入履歴と一緒にお話しさせてください。
10年遍歴で見えた、AnkerとCIOの距離感
先に結論だけ書いておきます。充電器はCIO寄り、モバイルバッテリーはシーンで使い分け、電源タップはCIO、トラッカーはAnker(Eufy)。これが2026年5月時点での私の最適解です。
なぜそうなったのか。順番に振り返らせてください。
Anker 10年遍歴:24Wからピカチュウまで
私の最初のAnkerは、2016年2月14日に買った24W 2ポートUSB急速充電器(A2021121・ホワイト)でした。当時はまだ「中国の充電器メーカー?大丈夫かな」と半信半疑で、バレンタインの日に自分用に買ったのを覚えています。バレンタインに充電器って、いま思うと笑ってしまうのですが。
その5ヶ月後、2016年7月にPowerPort 4(40W・4ポート・折りたたみ式 A2142112)を追加。ここでAnkerの「複数台同時充電」体験に味を占めました。
そして時は飛んで2024年4月。65W ピカチュウモデル GaNPrime(USB-A+USB-C 3ポート)を購入。10年で24W → 40W → 65Wと、出力もポート数も世代をまたいで進化していきました。ピカチュウの黄色いボディは正直、衝動買いです(限定カラー好きの自覚あり)。
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充電器以外でも、2021年にPowerPort Strip PD 6(USB付き電源タップ・延長2m・6口)、同年にPowerWave 10 Standのワイヤレス充電器を導入。2023年からはEufy SmartTrack Cardを紛失防止に使い始めました。気づけば充電器・タップ・ワイヤレス・トラッカーと、Ankerが家の中の「電気周りインフラ」になっていたのです。
CIO 4年遍歴:SMARTCOBY Pro 5世代の沼
CIOとの出会いは2022年4月25日。Amazonのセールで偶然見つけたSMARTCOBY Pro 30W 10000mAh ホワイトが私のCIO 1台目です。きっかけは、地味ですが「パススルー充電」対応というスペック。本体を充電しながらスマホへも給電できる仕様が、当時の私には刺さりました。
そこから先は、もう自分でも苦笑するくらいの買い増しです。
- 2022年9月:SMARTCOBY Pro PLUG 30W(AC一体型)
- 2024年7月:SMARTCOBY Pro SLIM 35W(薄さ16mm)
- 2025年12月:NovaPort TRIO II 65W(充電器・現役エース)
- 2026年正月:SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5K(パープル福袋)
- 2026年正月:SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 8K(ヨドバシ限定福袋)
SMARTCOBY Proだけで5世代。我ながら、ちょっと笑ってしまいます。さらに2026年正月にはCIO福袋を4種類まとめ買いし、電源タップ・カップウォーマー・ホットアイマスクまで揃いました。CIOは私の中でいつのまにか「充電器メーカー」を超えて、生活ガジェット全般のブランドになっていたのです。
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なぜ私は両方買い続けているのか
「どっちかに揃えた方が楽じゃないですか?」とよく聞かれます。たしかに、理屈ではそうです。でも実際に使い続けていると、AnkerとCIOは得意分野が微妙にズレていると感じる場面が多いのです。
Ankerは「ハードの信頼感とエコシステムの広がり」。CIOは「攻めた仕様と日本市場フィット感」。10年・4年それぞれ触ってきた私には、その違いがじわじわ見えてきました。
以下、カテゴリー別に「私の使い分けの結論」を書いていきます。あくまで一人のユーザーの判断ですが、参考になれば嬉しいです。
充電器:いまは僅差でCIOに寄っている
充電器カテゴリーは、正直いちばん悩むところです。AnkerのGaNPrimeシリーズ(私は65Wピカチュウモデル)も完成度が高く、Nano 45W Displayのような小型ハイパワー機も魅力的。一方でCIOのNovaPort TRIO II 65Wは、NovaIntelligence技術によるポート位置を問わない自動W配分がとにかく便利でした。
「ここに挿したら何W、別に挿したら何W」を考えなくていい。一見地味ですが、これが日常の小さなストレスを丸ごと消してくれます。だから2025年12月以降、家のメイン充電器の座はCIOにじわっと移行しました。
とはいえ、外出時の予備にはAnkerのピカチュウGaNPrimeを連れていきます。Anker側の「外で使うときの安心感」はやはり別格。GaN充電器全般の比較はこちらの比較記事でもう少し詳しく整理しています。
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モバイルバッテリー:両方一長一短、シーンで分ける
モバイルバッテリーは、私のガジェット遍歴の主役級です。2016年のPoweradd 20000mAhから始まって、AUKEY、enkeeo、ノーブランドの2in1、そして2022年からCIOへ——10年で6ブランド渡り歩いてきました。
結論を先に書くと、いまの私はモババについてはCIO寄りです。理由は4つ。残量表示の信頼感・充電速度・自然放電の少なさ・パススルー充電対応。特に「使わずに置いていても電池がほぼ減らない」自然放電の少なさが、いちばんの決め手でした。いざ使うときに空、というあの絶望感が無いだけで世界が違います。
ただし、Anker側にも捨てがたい良さがあります。とくにPower Bankシリーズの「容量とサイズのバランス」と、家電量販店どこでも手に入る入手性。災害用の備えとして高容量モデルを置いておくならAnker、というのが私の使い分けです。
SMARTCOBY系の最新動向はCIO SMARTCOBY ULTRA SLIM 3Kのレビュー記事もあわせてどうぞ。世代の進化が面白いシリーズです。
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電源タップ:ここはCIOが強い
電源タップ系は、私の中ではCIOの完勝です(Anker PowerPort Strip PD 6も4年現役ですが)。理由は、CIOが「タップの形状そのものを問い直している」から。
たとえばPolaris CUBE DESK・Polaris CUBE Built in CABLE。延長コード型ではなく、キューブ型でデスクに置く前提のデザイン。Tap002やNovaWave SPOT PLUG +Cも、用途を絞った形が新鮮でした。「電源タップは延長コード」という固定観念が、ここ1年でゆるやかに壊されています。
とはいえ、Anker PowerPort Strip PD 6の安定感は捨てがたい。2021年から使い続けて何のトラブルもなく、USB-C+USB-A+AC 6口というバランスは今も実用的です。長期信頼性を取るならAnker、新しい使い方を試したいならCIO、という棲み分けが自然にできています。
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トラッカー・周辺機器:Eufy(Anker)のエコシステムが効く
意外と差が出るのが、紛失防止タグなどの周辺機器カテゴリー。私は2023年からEufy SmartTrack Cardを2枚使っていますが、Anker系列のEufyブランドが提供するアプリ連携・サポート体制は、やはり長期間使ってこそ良さが分かります。
充電器・モバイルバッテリーは「世代交代の速さ」で楽しめるのに対し、トラッカーは「数年使い続ける前提」のジャンル。ここはAnkerのエコシステムが効いてきます。
ハンディファン:2026年はCIOがおもしろい
2026年5月、私はMakuakeでCIO Handy Fanを応援購入しました。1台で手持ち・首かけ・卓上・首振りの4役。実は2019年、私はenkeeoの「LEDランタン+扇風機+モバイルバッテリー+ライト」1台4役を買っていて、7年越しに「1台4役」のコンセプトに帰ってきたな、と感じています。
CIO Handy Fanは充電中でも使える完全パススルー給電仕様が特徴。仕組みの解説は完全パススルー給電解説記事にまとめました。Ankerはこのジャンルにまだ本格参入していないので、ここはCIOがリードしている領域だと思います。
10年・4年使った私の結論
長くなりましたが、結論はシンプルです。「AnkerかCIOか」ではなく「AnkerもCIOも」。どちらかに揃える方が在庫管理は楽ですが、得意分野が違う以上、両方買い続けるのが結果としていちばん満足度が高い、というのが10年・4年触ってきた私の答えです。
これからAnkerかCIOで迷っている方には、私はこんなふうにお伝えしたい。
- 充電器を1台買うならCIO NovaPort TRIO II 65W(ポート気にせず挿せる楽さ)
- モバイルバッテリーで失敗したくないならCIO SMARTCOBY Pro SLIM 35W(自然放電の少なさ)
- 長く使う電源タップを1本ならAnker PowerPort Strip PD 6(4年壊れず)
- 外出時の予備充電器ならAnker GaNPrime(入手性と安心感)
- 紛失防止タグはEufy SmartTrack Card(アプリと長期サポート)
充電器単体の選び方をもっと深掘りしたい方はUGREEN Nexode Pro比較記事もあわせて読んでみてください。Anker・CIO以外の選択肢を知ると、AnkerとCIOの立ち位置がよりクリアになります。
10年前の私は、Anker一筋でいくつもりでした。4年前の私は、CIOがここまで生活に入ってくるとは思ってもいませんでした。両方使い続けて初めて見える景色が、確かにあります。この記事が、あなたの「次の1台」を選ぶ小さな手がかりになれば。
