その充電器、実はどこの国?CIO・Anker・Jackery・EcoFlow…9ブランド国籍まとめ【2026】

📢 PR:本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。各社の情報は公式サイト・公式発表・報道等の一次情報に基づいて作成しています。
「Ankerってどこの国?」「Jackeryは中国製?」「CIOって聞いたことないけど大丈夫?」——充電器やモバイルバッテリーを選ぶとき、多くの人が一度は検索する疑問です。
私はAnkerを2016年から10年、CIOを5世代使い続けてきました。両方の製品がデスクに転がる生活を送っていて気づいたのは、ブランドの「国籍」は意外と知られていないのに、買う直前の不安の正体はだいたいそこにあるということ。この記事では、充電器・モバイルバッテリー・ポータブル電源の主要9ブランドの国籍を一次情報で確認し、国籍より効く「安心の見方」まで一気に整理します。
まず結論:主要9ブランドの国籍早見表
| ブランド | どこの国? | 本社・創業 | 日本法人・拠点 |
|---|---|---|---|
| CIO | 🇯🇵 日本 | 大阪府守口市・2017年 | —(日本企業) |
| MATECH | 🇯🇵 日本 | 京都市下京区・2016年 | —(日本企業) |
| cheero | 🇯🇵 日本 | 大阪(ティ・アール・エイの事業)・2011年〜 | —(日本企業) |
| エレコム | 🇯🇵 日本 | 大阪市中央区・1986年 | —(日本企業) |
| Anker | 🇨🇳 中国 | 湖南省長沙・2011年 | あり(東京・2013年〜) |
| UGREEN | 🇨🇳 中国 | 深圳・2012年 | あり |
| EcoFlow | 🇨🇳 中国 | 深圳・2017年 | あり |
| Jackery | 🇺🇸 アメリカ | カリフォルニア・2012年(製造は中国) | あり(東京) |
| Belkin | 🇺🇸 アメリカ | カリフォルニア・1983年(現在は鴻海グループ) | あり |
🐱「日本4・中国3・アメリカ2。そして面白いのはここから——経歴を掘ると、AppleとDJIが出てくるんです。」
日本勢4社:関西がやたら強い
気づいた人もいるでしょう。日本の充電器ブランドは、なぜか関西に集中しています。
CIOは大阪府守口市の充電器メーカー(2017年設立)。自社工場を持たないファブレス型ですが、いま注目すべきは国産充電器プロジェクト——福島県伊達市のアサヒ電子と組み、電子工学系YouTuberイチケン氏の技術監修で「日本製造の充電器」に挑んでいます。「日本ブランド」から「日本製」へ一歩踏み込もうとしている、国内では珍しい動きです。製品の全体像はCIOモバイルバッテリー全ラインガイドとNovaPort SLIM DUO II実機レビューでどうぞ。
MATECHは京都市下京区(2016年設立)。企画・品質管理は京都、製造は深圳・ベトナム・台湾の委託先という「日本企画×海外製造」型です。cheeroは大阪の機械部品系企業ティ・アール・エイ(1990年設立)のブランドで、モバイルバッテリー事業は2011年から。ちなみにブランド名の由来は鹿児島弁の「ちろ」(小さい・かわいい)。国産ブランドの中でも古参です。
エレコム(大阪市・1986年設立)には意外な過去があります——創業時はパソコンデスクなどのOA家具メーカーで、周辺機器への本格参入は1990年から。東証プライム上場の大手です。
中国勢3社:長沙のAnker、深圳のUGREENとEcoFlow
Ankerは2011年、中国・湖南省長沙で創業したAnker Innovationsのブランド。2013年には日本法人アンカー・ジャパン(東京)を設立し、日本語サポート・国内保証の体制を早くから整えてきました。「中国メーカーだから不安」という声に、体制で答えてきた10年です。Anker一筋だった私がCIOに手を出した顛末はモバイルバッテリーおすすめ10選に書きました。
UGREENは2012年に深圳で創業。ケーブルや充電器で急成長し、いまやAnkerと並ぶ規模の周辺機器ブランドです。
そしてEcoFlow。2017年に深圳で創業したポータブル電源メーカーですが、経歴が面白い——創業者はドローン大手DJIでバッテリー開発部門を率いた人物です。ドローンの飛行時間を延ばしてきたバッテリー技術者チームが独立して、家庭の電源を作り始めた。しかも創業の地はDJI本社からわずか900mだったと報じられています。
アメリカ勢2社:ポータブル電源の2強は「元Apple vs 元DJI」
Jackeryは2012年、元Appleのバッテリーエンジニアがカリフォルニアで創業したブランド。現在も本社は米国で、製造は中国、日本には日本法人(東京)があります。「アメリカ生まれ・中国製造・日本サポートあり」が正確な姿です。
つまりポータブル電源の2大ブランドは、元Appleの技術者(Jackery)と元DJIの技術者(EcoFlow)の対決という構図。防災用にどちらを選んでも、バッテリー畑の本流出身という点は共通です。
▶ Jackery公式サイトを見てみる
▶ EcoFlow公式サイトを見てみる
Belkinは1983年カリフォルニア創業の老舗アクセサリーメーカー。Apple売り場の常連ですが、2018年に台湾の鴻海(Foxconn)グループ入りしました(買収額は8億6,600万ドルと報じられています)。ブランドと開発拠点は米国のまま独立運営——「アメリカ生まれ・台湾グループ所属」という国際派です。
国籍より効く。「安心して買う」3つの見方
ここまで読んで気づいたと思いますが、「どこの国のブランドか」と「どこで作られているか」は、ほぼ全社で別物です。米国のJackeryも製造は中国、京都のMATECHも製造は深圳など。国籍だけで品質は判断できません。
充電器・モバイルバッテリーで本当に見るべきはこの3つです。
- PSEマーク——モバイルバッテリーと充電器は電気用品安全法の対象。PSE表示のない製品は国籍を問わず避けるのが鉄則です
- 日本法人・日本語サポート窓口——故障・発火などいざという時に日本語で対応してもらえるか。上の表の「日本法人」列はこのために作りました
- リコール・回収情報の公開姿勢——バッテリーは消耗品。不具合時に隠さず回収告知を出すブランドかどうかは、過去の対応を検索すれば分かります
ちなみに機内持ち込みのルール(Wh表記)も国籍不問で全ブランド共通です。飛行機に乗る人はモバイルバッテリーの機内新ルールもどうぞ。
🐱「”どこの国?”で検索したあなたの警戒心は正しい。ただ、最後に効くのはPSE・サポート・回収姿勢の3点です。」
よくある質問(FAQ)
Q. Ankerは日本の会社?
いいえ、中国・長沙創業のブランドです。ただし日本法人(アンカー・ジャパン)が2013年から国内サポートを担っており、保証・問い合わせは日本語で完結します。
Q. Jackeryは中国のブランド?
創業は2012年の米カリフォルニアで、本社も米国です。製造は中国で行われ、日本には日本法人があります。「米国生まれ・中国製造」が正確なところです。
Q. 結局、日本ブランドを選べば安心?
日本ブランドでも製造は海外委託が普通なので、「日本=無条件で安心」とは言えません。PSE・日本法人サポート・回収姿勢の3点で個別に見るのが現実的です。その上で、CIOの国産製造への挑戦のような動きは応援したくなりますね。
まとめ:充電器の世界地図は「大阪・京都・長沙・深圳・カリフォルニア」
- 主要9ブランドの内訳は日本4(うち関西3)・中国3・アメリカ2
- ポータブル電源の2強は元Apple(Jackery) vs 元DJI(EcoFlow)の技術者対決
- 買う直前に効くのは国籍でなくPSE・日本法人サポート・回収姿勢の3点チェック
🐱「次に充電器を挿すとき、”これは守口、これは長沙、これはカリフォルニア”と思い出してもらえたら嬉しいです。」
関連記事
モバイルバッテリーおすすめ10選|Anker厨が初CIO買った話/CIOモバイルバッテリー全ラインガイド/飛行機のモバイルバッテリー新ルール