正直に書く。私はCIOの一ファンとしてこの記事を書いている。
Anker歴10年(2016年〜)、CIO歴4年(2022年〜)。Poweradd→AUKEY→enkeeo→ノーブランド→CIOと、10年で5ブランドのモバイルバッテリーを試した私が、最終的に居場所を決めたのがCIOだった。気づけば手元にはCIO製品が16点超。2026年の正月には、生まれて初めて「福袋」というものを買った——それもパープル福袋・おうち快適福袋・Mate福袋・ヨドバシ限定福袋の4種類、合計¥39,999分。Makuakeでは一般販売前のNovaPort SLIM DUO2を支援し、5月にはCIO Handy Fanの支援も予定している。完全に「沼」だ。
そんな私が、ここ数ヶ月「これは来るぞ」と感じていたのが、CIOが10周年でぶち上げた「Made in Japan」プロジェクト——国産充電器NovaPort Ⅲ構想だ。コストは合わない。利益率は下がる。普通のメーカーなら絶対に手を出さない領域。でもCIOはやると決めた。ユーザーからの「日本で作ってほしい」という声に、正面から答えるために。これは単なる新製品発表ではなく、私が4年応援してきた企業の「思想の証明」だ。
きっかけは「批判」だった
2025年7月発売のNovaPort SOLOⅡ 65W。発売後、ある技術検証動画が話題になった。電子回路検証の専門家・イチケン氏による「スペックと実際の内部品質の乖離」の指摘だ。
小型USB充電器に共通する課題:サーマルスロットリング。熱を持つと出力を落として製品を守る——つまり、カタログスペックどおりの「電力」を継続して出し続けられない問題だ。
多くのメーカーなら「仕様の範囲内」と流す場面。CIOはそれを「宿題」として受け取った。
構想中の新製品:NovaPort Ⅲ
現在開発中のコードネームは「NovaPort Ⅲ」。詳細スペックはまだ非公開だが、開発コンセプトは明確だ。
- 🔥 「電力降下しない充電器」:高負荷時でもスペック通りの出力を維持
- 🌡️ サーマルマネジメント技術:熱設計から根本的に見直し
- 🇯🇵 国内部品の採用:コンデンサ・トランス・パワー半導体まで国産を目指す
- 📏 小型化と安定性の両立:スリムな筐体のまま「落ちない電力」を実現
国産部品へのこだわりは見た目だけでなく、内部にまで及ぶ。「見える部分と見えない部分、両方に日本製を」という姿勢は、単なるマーケティングではない本物のものづくりへの執念だ。
技術監修は「イチケン」氏
開発に共同で取り組むのが、電子回路検証の専門家・イチケン氏。「スペックと実際の内部品質の乖離」を鋭く指摘するユーチューバーとして知られる存在だ。
批判を受け入れ、その批判者を「師匠」として招く——CIOらしい発想だと思う。
そして開発過程はすべてYouTubeで公開される予定だ。意思決定、設計思想、失敗も含めてリアルタイムで視聴者と共有するという透明性へのコミットメント。「完成を隠してドーンと発表」ではなく、「作る過程ごと見せる」というアプローチは、製品への信頼をゼロから積み上げる最も誠実な方法だ。
「完成がゴールではなく、完成がスタート」
CIOがこのプロジェクトに込めたメッセージがある。
「選んでいただけるからこそ続けられるのが、ものづくりです」
NovaPort Ⅲの完成は、一過性の記念企画ではない。日本のものづくり基盤を拡大していくための「最初の一歩」として位置づけられている。発売が終わりではなく、発売からが本当の挑戦の始まりだという覚悟。
10年間、日本のガジェットユーザーに向けて充電器を作り続けてきたCIOが、10年目に「国産」という最も困難な道を選んだ。
私はNovaPort TRIO II 65Wを実際に使っているが、CIO独自のNovaIntelligence技術——どのポートに挿してもW数を自動最適配分する仕組み——は、Anker GaNPrime(ピカチュウモデル)と併用してもなお「これじゃないと困る」と感じる体験品質だ。Made in Japanの NovaPort Ⅲは、この延長線上で「電力降下しない充電器」を実現しようとしている。これが完成したら、4年応援してきた甲斐があったというものだ。
関連記事:CIO「推しが語る」プロジェクトに寄せて|CIO 4年ファンが綴る、応援したくなる企業の話
発売日・価格は未定
現時点では発売日・価格ともに未定。開発の進捗はCIO公式YouTubeチャンネルで随時公開予定とのこと。このプロジェクトの続報は、このブログでも追いかけていく。
関連記事:Anker Nano Charger 45W Displayレビュー|ワット数も温度も見える!超便利な表示付き充電器
関連記事:充電器おすすめ10選【2026年最新】GaN・コンパクト・65W〜100Wを用途別に厳選
▼ CIO公式 Made in Japan プロジェクトページ
【CIO 新製品 2026】Made in Japanプロジェクトが示す次の一手
「CIO 新製品 2026」で検索して辿り着いた方に、まず知ってほしいのがこのMade in Japanプロジェクトです。創業10周年のCIOが打ち出した国産充電器プロジェクト(NovaPort Ⅲ構想)は、単なる記念商品ではなく、「電力、落とさない。」というコンセプトのもと技術監修にイチケン氏を迎え、品質と安全性を最大化する次世代モバイルバッテリー・充電器のあり方を提示しています。2026年のCIO新製品は、この国産プロジェクトを軸に展開される見込みです。
