MATECHの4.8mmとCIOの4.98mm。薄さ0.18mm差の3000mAhは、画面とFind Myで分かれました

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私の手元でいちばん薄いモバイルバッテリーは、CIOのSLIMⅡ Wireless 2.0 SS5K。公式の厚さは約8.7mmです。

CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 SS5K(福袋限定のパープル)を上から撮った写真
手元のSLIMⅡ Wireless 2.0 SS5K(公式の厚さ約8.7mm)。今回の2台は、この約半分の薄さです

10月7日、それより4mm近く薄い新製品をMATECHが発表しました。MagOn Air 3000、厚さ4.8mm。並べる相手はCIOのSMARTCOBY ULTRA SLIM 3K、4.98mmです。

差は0.18mm。容量はどちらも3000mAh。ここまで似ていると、どこで選べばいいのか分かりません。どちらも持っていないので、両社の公式の数字だけで並べました。

先に結論

  • 厚さはMATECH 4.8mm・CIO 4.98mm、重さは約72g・約82g。MATECHのほうが0.18mm薄く、10g軽い
  • ワイヤレスはどちらもQiの最大7.5W。Qi2の15W・25Wではありません
  • iPhone Airへの充電回数の目安は、両社とも約0.55回(それぞれの公式の表示)
  • 分かれ目は機能。MATECHは画面(残量・温度・異物検知など)、CIOはFind Myのタグ(電池を使い切っても約2か月動く)
  • 価格はMATECH 5,990円・CIO 8,980円(10月7日夜のAmazon)
目次

公式の数字を並べる

項目MATECH MagOn Air 3000CIO SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K
型番MTMOAIR30CIO-MB10W1C-3K-USWL7
厚さ4.8mm4.98mm
サイズ約71×103×4.8mm約104×70×4.98mm
重さ約72g約82g
容量3,000mAh(3.87V/11.61Wh)3000mAh(3.88V/11.64Wh)
定格容量(5V側)記載なし1800mAh(5V⎓1A)
ワイヤレスQi 最大7.5W(5W/7.5W)Qi 最大7.5W
USB-C 入力・出力5V/2A(最大10W)5V⎓2A(10W MAX)
パススルーあり完全パススルー
画面あり(残量・充電時間・温度・異物検知など)なし
Find My(探す)記載なしなくしもの防止タグを内蔵
価格(10/7夜のAmazon)5,990円8,980円
出典:MATECHのプレスリリース(2026年10月7日)・CIO公式の製品ページ。価格は2026年10月7日夜に当サイトがAmazonで確認

こうして並べると、違うのは厚さ・重さ・画面・Find My・価格で、充電の性能はほぼ同じです。容量のWhは11.61Whと11.64Wh、USB-Cはどちらも最大10W。

0.18mmの差と、「世界最薄」の注記

MATECHは「iPhone Air(5.6mm)よりも薄い4.8mm、重さ約72g(たまご約1個分)。」として、「世界最薄」をうたっています。その注記が「※3,000mAh以上の容量を有するモバイルバッテリーにおいて(自社調査 2026年6月1日時点)」(MATECH)。

CIOは3Kを「厚さ4.98mm・約82gの世界最薄級マグネット式モバイルバッテリーです。」と紹介しています(CIOの告知)。製品ページの見出しは「超薄型」で、「世界最薄」とは書いていません。

📌 「最薄」は、どちらもメーカー自身の調べにもとづく言い方です。数字で比べるとMATECHが0.18mm薄い。手元の8.7mmのSS5Kと比べれば、どちらも半分ほどの薄さです。

薄くした分の守り方も違います。CIOは「薄型でも安心して使えるよう、筐体には0.3mm厚の高強度ステンレスを採用。」。MATECHのプレスリリースには、本体の素材の記載はありませんでした。

ワイヤレスはどちらもQiの最大7.5W。Qi2ではない

どちらも「MagSafe対応」と書かれていますが、充電の規格はQiで、最大7.5Wです。MATECHは「ワイヤレス出力:5W/7.5W(Qi、最大7.5W)」、CIOは「MagSafe対応(マグセーフ)でマグネット吸着。そのままQiワイヤレス充電(最大7.5W)が可能です。」

⚠️ ここでの「MagSafe対応」は、MagSafe対応のiPhoneの背面に磁石でつくという意味です。Qi2(最大15W)やQi2.2(最大25W)のような速さはありません。速さが欲しいなら、厚くなりますがQi2.2の機種を選ぶことになります(MagSafe対応の薄型バッテリーの比較)。

充電回数の目安も、両社でほぼ同じ書き方でした。MATECHは「ワイヤレス充電の目安はiPhone 18 Pro:約0.4回、iPhone Air:約0.55回。」、CIOは「ワイヤレス充電では iPhone16を約0.4回、iPhone15を約0.5回、iPhone Airなら約0.55回の目安。」iPhone Airなら、どちらも約0.55回です。

CIOは5V側の定格容量も「1800mAh(5V⎓1A)」と書いています。3000mAhのうち、USBの5Vで取り出せる目安です(読み方は5000mAhと10000mAhの違いで書きました)。MATECHのプレスリリースには、定格容量の記載はありませんでした。

分かれ目は「画面」と「Find My」

充電の性能が同じなら、選ぶ理由は機能です。ここで2台ははっきり分かれます。

MATECHは画面。「ディスプレイにはバッテリー残量に加え、充電時間・温度・異物検知・パススルー充電の状態などをリアルタイムで表示。」。パススルーは「本体をUSB-Cケーブルで充電しながら、スマートフォンへのワイヤレス充電が可能。」

CIOはFind My。「本製品はAppleのFind My(探す)に対応したなくしもの防止タグを内蔵。」「さらに、モバイルバッテリーを使い切ってもFind My機能は約2か月動作し、製品を充電するたびにFind My側も同時に充電されます。」パススルーは「モバイルバッテリー本体を充電しながら、iPhoneなどの端末を同時に充電できる完全パススルー充電に対応。」

📌 選び方を短く書くと、残りや温度を数字で見たいならMATECH、置き忘れが心配ならCIO。薄さと軽さと値段はMATECHが上です。

対応機種は、MATECHが「対応機種:MagSafe対応iPhone(iPhone 12以降/iPhone Airシリーズ)」。CIOも製品ページにiPhone 17・iPhone Air・iPhone 16などを挙げています。

値段と、いまの還元・セール

10月7日夜のAmazonの価格は、MATECHが5,990円(販売元 MATECH株式会社)、CIOが8,980円(販売元 株式会社CIO)。差は2,990円です。

CIOの3Kは、Amazonプライム感謝祭(先行10月13日〜15日・本番10月16日〜19日)の対象としてCIOが発表していて、「セール価格:7,980円(税込) 11%OFF」。10月7日夜のAmazonでは、8,980円に1,167ポイント(13%)の表示がありました。CIOの24製品の一覧はCIOのプライム感謝祭の記事にまとめています。

まとめ:薄さ・軽さ・画面ならMATECH、置き忘れ対策ならCIO

  • 厚さは4.8mm(MATECH)と4.98mm(CIO)。重さは約72gと約82g
  • ワイヤレスはどちらもQiの最大7.5W。iPhone Airなら、どちらも約0.55回の目安
  • MATECHは画面(残量・温度・異物検知)、CIOはFind Myのタグと0.3mmのステンレスの筐体
  • 価格は5,990円と8,980円(10月7日夜のAmazon)

3000mAhでは足りない人には、5000mAhで約6.83mmのCIO ULTRA SLIM SS5K(Makuakeのプロジェクト)や、Qi2.2で25Wが出る薄型の比較(Qi2.2の薄型ワイヤレスモバイルバッテリーの比較)もあります。

※この記事は、MATECHのプレスリリース(2026年10月7日)、CIO公式の製品ページとCIOの告知(2026年10月6日)、2026年10月7日夜に当サイトが確認したAmazonの販売ページにもとづいています。どちらの製品も当サイトは持っていません。

MATECH MagOn Air 3000とCIO ULTRA SLIM 3Kは、どちらが薄いですか?

公式の数字では、MATECH MagOn Air 3000が4.8mm、CIO SMARTCOBY ULTRA SLIM 3Kが4.98mmで、MATECHのほうが0.18mm薄くなっています。重さは約72gと約82gです。

どちらもQi2に対応していますか?

どちらもワイヤレス充電はQiの最大7.5Wです。MATECHは「5W/7.5W(Qi、最大7.5W)」、CIOは「Qiワイヤレス充電(最大7.5W)」と書いています。Qi2の15WやQi2.2の25Wには対応していません。

iPhone Airを何回充電できますか?

メーカーの目安では、MATECH・CIOとも約0.55回です。充電回数は使用環境や端末によって変わります。

2台の一番の違いは何ですか?

機能です。MATECHは残量・充電時間・温度・異物検知などを表示するディスプレイ、CIOはAppleのFind My(探す)に対応したなくしもの防止タグを内蔵しています。CIOのFind Myは、モバイルバッテリーを使い切っても約2か月動作するとしています。

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