Switch 2の充電器は何W?純正は60W。他社の65W充電器は、ドックなら「1ポートだけ」が条件でした

Ankerの充電器を2016年から、CIOは2022年から使ってきました。そんな私でも、Switch 2の充電器を調べて手が止まりました。他社の65W充電器の「65W」は、1ポートだけ使うときの数字で、ドックに使うなら「1ポートのみ」という注記まであったからです。
私はSwitch 2も、この記事の充電器も持っていません。公式の資料と販売ページから書きます。使った感想や、測った数字はこの記事にありません。
見比べたのは2つ。任天堂の純正ACアダプターと、10月17日に発売されたサイバーガジェットの「65W Type-C巻取ケーブル内蔵 急速充電器(Switch2用)」(型番 CY-65RTCAC-WH)です。数字の上では純正は60W、他社は65W。ただ、65Wには条件がついていました。
先に結論(2026年10月24日に確認)
- 純正ACアダプターの出力は5V・9V・15V・20V、どれも3.0A=最大60W(任天堂公式「ACアダプターの主な仕様」)
- サイバーガジェットの65WはType-Cを1つだけ使うとき。ドック用に使うなら、メーカーは巻取ケーブルかType-Cポート1つのみと書いている
- 任天堂が他社製の充電器の動作を保証している記載は、読んだ資料に見当たらない
- テレビに映せる日本の会社の任天堂ライセンス商品は見つからなかった。純正のドックは単品9,350円、ドックセットは希望小売価格14,980円
- 価格は純正がAmazon 3,824円・楽天ブックス 3,979円、サイバーガジェットは楽天で4,950円(どちらも税込)。サイバーガジェットはAmazonで見つからなかった

65Wのほうが大きいから上、とは限らないんだにゃ。条件の注記を読むにゃ
結論:Switch 2の充電器は何W?
純正のACアダプターは最大60Wです。任天堂の公式サイトにある「Nintendo Switch 2 ACアダプターの主な仕様」に、出力が4つ並んでいます。
- 5.0V/3.0A(15W)
- 9.0V/3.0A(27W)
- 15.0V/3.0A(45W)
- 20.0V/3.0A(60W)
ワット数は電圧×電流で出しています(任天堂の表は電圧と電流だけで、W表記はありません)。いちばん大きいのが20V×3.0Aの60Wです。同じページにはケーブルの長さが約1.5m(ACアダプターと着脱可能)、入力がAC100〜240V・1.6A、大きさが縦49.5×横38.5×高さ45.0mm(ACプラグとケーブルを除く)とあります(任天堂 Nintendo Switch 2 ACアダプターの主な仕様)。
本体がどれくらい電気を使うかは、日本の任天堂のページに書いてあります。TVモードでゲームをしているときの消費電力は約19W。内蔵バッテリーは5220mAhで、充電時間は約3時間です(任天堂 Nintendo Switch 2 機能・仕様)。
ただし、充電時間の約3時間には「本体をスリープして充電したときの時間です。」という注記があります。遊びながら充電したときの時間ではありません。
任天堂は他社製の充電器をどう書いている?
出力の数字は、周辺機器の「ACアダプターの主な仕様」ページにあります。本体の「機能・仕様」ページには、ACアダプターの出力は載っていません。
その「機能・仕様」ページの本体のUSB端子の欄には「下部のポートは本体の充電や、Nintendo Switch 2 ドックとの接続に使用。」とあり、その下に「すべての製品について、任天堂が動作を保証するものではありません。」という注記があります。
- 分かる:純正ACアダプターの出力(5V〜20V・各3.0A)、ケーブル約1.5m(着脱可能)、大きさ
- 分かる:消費電力(TVモードのゲーム中 約19W)、バッテリー容量 5220mAh、持続時間 約2〜6.5時間、充電時間 約3時間
- 分からない:他社製の充電器を使ってよいか、どの条件なら使えるか
- 分からない:純正ACアダプターの重さ

数字は、どのページから取ったかまで書くにゃ
純正とサイバーガジェットの65W充電器の比較表
2つを同じ項目で並べました。数字は任天堂とサイバーガジェットの公式ページ、価格はAmazon・楽天の商品ページにあるものだけです。
| 任天堂 純正 | サイバーガジェット 65W | |
|---|---|---|
| 最大 | 60W(20V/3.0A) | 65W(Type-C単独使用時) |
| 出力の電圧 | 5V・9V・15V・20V(各3.0A) | 5V・9V・12V・15V(各3A)/20V 3.25A |
| PPS | 記載なし | 5〜20V/3A(最大60W) |
| つなぐところ | 付属はUSB-C充電ケーブル1本 | 巻取ケーブル1+USB-C 1+USB-A 1(最大3台) |
| ケーブル | 約1.5m(取り外せる) | 約65cm(巻取式・本体と一体) |
| 大きさ・重さ | 縦49.5×横38.5×高さ45.0mm | 約62×58×34mm・約135g |
| 入力 | AC100〜240V 1.6A | AC100〜240V 1.5A |
| 価格(税込) | Amazon 3,824円 | 楽天 4,950円 |
純正の「取り外せる」は、任天堂の仕様ページの「約1.5m(ACアダプターと着脱可能)」という記載が根拠です。純正の重さは、読んだ資料に記載がありませんでした。
電圧の行がポイントです。純正が出す5V・9V・15V・20V(各3.0A)を、サイバーガジェットの65Wの出力表もすべて3A以上で持っています。ただしこれは表の数字が並んでいる、というだけで、Switch 2で動くかどうかの確認ではありません。
他社の65W充電器を使うときの条件:65Wは「1ポートだけ」
65Wが出るのは、Type-Cを1つだけ使うときです。サイバーガジェットは製品説明で「また、Type-Cポートの単独使用時は最大65W出力に対応しており、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどの急速充電が可能です。」と書き、仕様欄も「最大出力:65W(Type-C単独使用時)」です。
この充電器は、本体から出ている巻取ケーブル(USB-C)に加えて、USB-CポートとUSB-Aポートが1つずつあります。メーカーの説明では、最大3台まで同時に充電できます。
仕様欄には、65W・45W・18Wの3つの表がある
USB-Cの出力表は3種類並んでいます。
| 出力表(USB-C) | 電圧と電流(メーカーの仕様欄) |
|---|---|
| PD 65W | 5V/3A・9V/3A・12V/3A・15V/3A・20V/3.25A、PPS 5〜20V/3A(60W MAX) |
| PD 45W | 5V/3A・9V/3A・12V/3A・15V/3A・20V/2.25A、PPS 5〜11V/3A(33W MAX) |
| PD 18W | 5V/3A・9V/2A・12V/1.5A |
どの組み合わせでつないだときに45Wや18Wになるかは、仕様欄の文字には書かれていません。65Wに「Type-C単独使用時」とあるので、2台以上つなぐと65Wの表ではなくなる、とまでは読めます。
表を見比べると、45Wの表では20Vが2.25Aに下がり、18Wの表には15Vと20Vがありません。純正が出す20V/3.0Aに届くのは、65Wの表だけです。
ドックで使うなら「巻取ケーブルかType-Cポート1つのみ」
ドックに使うときの条件は、メーカーがはっきり書いています。
サイバーガジェットは「さらに、Switch2/Switchドック用のACアダプターとしても使用でき、ゲーム機用充電器として幅広く活躍します。」としたうえで、注記で「※ドック用ACアダプターとして使用する場合は、巻取ケーブルかType-Cポート1つのみをご使用ください。」と書いています。
- ドックにつなぐのは巻取ケーブルか、USB-Cポートのどちらか1つだけ
- そのあいだ、ほかのポートでスマホなどを充電しない(「1つのみ」の注記どおり)
- USB-Cポートでドックにつなぐなら、ケーブルは別に用意する(巻取ケーブル以外は付属しない)
- 巻取ケーブルは最大約65cm。純正の約1.5mより短いので、コンセントからドックまでの距離を先に測る
ケーブルについては「※内蔵巻取ケーブル以外のUSBケーブルは付属しておりません。別途ご用意ください。」とあります。
もう1つ、遊びながらの充電については「また、機器を使用しながら充電する際は、接続機器の消費電力や充電環境により、十分に充電できないことがあります。」という注記もあります。

「ドックにも対応」と「何でも同時に挿してOK」は別の話にゃ
「映る」「安全」とは言えない理由
任天堂が他社製の充電器の動作を保証している記載は、読んだ資料にはありませんでした。「機能・仕様」ページにも、ACアダプターの仕様ページにも、他社製を認める趣旨の記載はありません。
ドックに使えるとしているのは、あくまでサイバーガジェットの説明です。この記事では、他社製でドックの映像が出るか、安全に使えるかを断定しません。私は確かめる手段(本体と充電器)を持っていないためです。
- 言える:純正は最大60W(5V〜20V・各3.0A)、サイバーガジェットは単独使用時65W
- 言える:サイバーガジェットはドック用に使うなら1ポートのみと書いている
- 言えない:他社製でドックの映像が出るか、本体の充電が純正と同じ速さになるか
- 言えない:任天堂が他社製を認めているか
「60W以上」の充電器の選び方は、スマホ向けですがiPhone Duoの60W以上のUSB PDの記事や、60W以上の充電器13製品の資料を読んだ記事でも書いています。
テレビに映すなら?
テレビに映せる「ドック代わり」で、日本の会社が出している任天堂ライセンス商品は、10月24日の時点で見つかりませんでした。HORIとサイバーガジェットの製品一覧を読み、ほかの日本のメーカーの製品も検索した結果です。
近いのはHORIの「テーブルモード専用 ポータブルUSBハブスタンド 2ポート for Nintendo Switch 2」(NSX-002・3,980円税込)です。製品画像に任天堂のライセンス商品マークがあります。ただし公式ページには「本品にHDMI®端子は付いておりませんのでTVモードでは使用できません。」とあります(HORI NSX-002 製品ページ)。
同じページには「ACアダプターはNintendo Switch™ 2 ACアダプター[NGN-01(JP)]以外のものは使用しないでください。」という注記もあります。
初代Switchのドックは使えません。任天堂の互換ページでは、初代のドックは「お使いいただけません。」、初代のACアダプターは本体の充電はできても、電力が足りないためTVモードでは使えない、と書かれています(任天堂 周辺機器の互換)。
| 純正でテレビに映す方法 | 中身と価格(税込) |
|---|---|
| Nintendo Switch 2 ドック(単品) | 9,350円(任天堂パーツ販売)。HDMIケーブルとACアダプターは別売。保証は購入日から1年 |
| Nintendo Switch 2 ドックセット | ドック+ACアダプター+ウルトラ ハイスピード HDMIケーブル。希望小売価格14,980円、Amazon 13,893円 |
- 日本の会社の任天堂ライセンス商品で、テレビに映せるものは見つからなかった
- HORIのライセンス商品のスタンド(NSX-002)はHDMIなし=TVモードでは使えない
- 初代SwitchのドックはSwitch 2では使えない
- 製造国が「日本」と書かれた製品は、読んだ公式ページ・販売ページのどれにも無かった
他社製のドックについては、任天堂は先ほどの「すべての製品について、任天堂が動作を保証するものではありません。」の立場です。海外の報道(Tom’s Hardware、2025年11月14日)では、本体の更新のあとに他社製のドックで映像が出なくなった例が伝えられています。

テレビに映すなら、純正のドックが確実な道にゃ。単品なら9,350円にゃ
PDとPPS、どこを見ればいい?
Switch 2の純正は、USB PDの固定の電圧(5V・9V・15V・20V)だけが並んでいます。PPS(細かく電圧を変える方式)は、純正の仕様には書かれていません。
サイバーガジェットの65Wの表にはPPS 5〜20V/3Aもありますが、Switch 2がPPSを使うかどうかは、任天堂の資料に記載がありません。Switch 2向けに見るなら、PPSより先に「20V/3A以上」があるかを見るのが、資料から言える読み方です。
出力表のどこにPPSが書かれるかはPPS対応かどうかの見分け方の記事にまとめました。ポートが1つだけで最大75Wの充電器の資料は、Belkinの75W充電器の記事で読んでいます。
価格と在庫(10月24日確認)
サイバーガジェットの充電器は、Amazonでは見つかりませんでした。型番(CY-65RTCAC-WH)とJANコードで検索しても、該当する商品は出てきませんでした。
| 製品 | 価格(税込)・表示 |
|---|---|
| 任天堂 純正(Amazon) | 3,824円・在庫あり(販売元 Amazon.co.jp) |
| 任天堂 純正(楽天ブックス) | 3,979円 |
| 任天堂 ドックセット(Amazon) | 13,893円・在庫あり(販売元 Amazon.co.jp) |
| サイバーガジェット(楽天ブックス) | 4,950円・予約受付中 |
| サイバーガジェット(楽天ビック) | 4,950円・お取り寄せ(1週間〜2か月で出荷見込み) |
サイバーガジェットの発売日は10月17日ですが、楽天ブックスは10月24日の時点で「予約受付中」の表示でした。在庫と価格は日々動くので、リンク先で確かめてください。
純正のAmazonのセット内容は、ACアダプター本体と「USB-C充電ケーブル」です。
どっちを選ぶ?使い方別の早見
何に使うかで分かれます。どちらも、メーカーが書いている範囲での整理です。
- ドックにつなぎっぱなしにする → 任天堂の純正(ケーブル約1.5m・任天堂の製品)
- 持ち歩いて、Switch 2とスマホを1台で充電したい → サイバーガジェット(3台まで同時・約135g)。ただし同時につなぐと65Wではない
- ノートPCにも使いたい → サイバーガジェット(単独使用時65W)
- ドック用の予備にしたい → どちらでも。サイバーガジェットなら「1ポートのみ」を守る
充電器そのものの買い替えの考え方は、充電器の寿命の記事に、私の10年分の購入履歴と一緒に書いています。
販売ページ
価格と在庫は2026年10月24日に確認したものです。変わることがあるので、リンク先で確かめてください。
任天堂純正 Nintendo Switch 2 ACアダプター(BEE-A-ASSKA)
サイバーガジェット 65W Type-C巻取ケーブル内蔵 急速充電器(Switch2用)CY-65RTCAC-WH
▼ 楽天(楽天ブックス)で見る / 楽天(楽天ビック)で見る / 楽天で探す
まとめ
- Switch 2の純正ACアダプターは5V・9V・15V・20V(各3.0A)=最大60W。出典は任天堂の「ACアダプターの主な仕様」
- サイバーガジェットの65WはType-C単独使用時。ドック用なら巻取ケーブルかType-Cポート1つのみ
- 任天堂が他社製の動作を保証している記載は見当たらない。ドック対応はメーカー(サイバーガジェット)の説明
- テレビに映すなら純正のドック。単品9,350円/ドックセット14,980円(希望小売価格)。日本の会社のライセンス商品でテレビに映せるものは見つからなかった
- 価格は純正 3,824円(Amazon)、サイバーガジェット 4,950円(楽天)。税込・10月24日確認
「65W」の数字だけでは決められません。何台つなぐか、ドックに使うか。条件の注記まで読んで、自分の使い方に合うほうを選ぶのが、資料から言えるいちばん確かな選び方です。
※この記事は2026年10月24日までに確認した、任天堂の公式ページと任天堂パーツ販売、サイバーガジェットとHORIの公式製品ページ、Amazon・楽天の商品ページの記載にもとづいています。Switch 2も充電器も所有していないため、使用感や実際の充電の速さは書いていません。
よくある質問
最大60Wです。任天堂の公式サイトの「Nintendo Switch 2 ACアダプターの主な仕様」に、出力が5V・9V・15V・20V(どれも3.0A)と書かれています。
サイバーガジェットは自社の65W充電器(CY-65RTCAC-WH)について、ドック用のACアダプターとしても使えると説明しています。そのうえで、ドック用に使う場合は巻取ケーブルかType-Cポート1つのみを使うよう注記しています。任天堂が他社製の動作を保証している記載は、読んだ資料にはありませんでした。
資料からは言えません。サイバーガジェットの65Wは1ポートだけ使うときの最大で、Switch 2がどれだけの電力で充電するかは任天堂の資料に書かれていません。日本の任天堂ページの充電時間(約3時間)は、本体をスリープして充電したときの時間です。
任天堂の公式サイトの仕様では約1.5mで、ACアダプターと着脱できます。サイバーガジェットの巻取ケーブルは最大約65cmです。
2026年10月24日の時点では見つかりませんでした。HORIのライセンス商品のスタンド(NSX-002)はHDMI端子が無く、TVモードでは使えないと公式ページに書かれています。純正のドックは単品9,350円(任天堂パーツ販売)、ドックセットは希望小売価格14,980円です。
2026年10月24日の時点では、Amazonで型番とJANコードを検索しても見つかりませんでした。楽天では楽天ブックスと楽天ビックが4,950円(税込)で、楽天ブックスは予約受付中の表示でした。